日本一、いや世界一の企業。
天下のトヨタ自動車のお話です。
言わずと知れた、トヨタ自動車の創業家4代目・豊田社長さん。
この方もまた、他の2代目経営者と同様に。
入社以来「創業家だから特別なんでしょ!」と言われ続けて。
創業家のプリンスとしての噂が独り歩き、色眼鏡で見られていました。
ところが社長就任後、まだ1年もたたない時、ある大事件が起きて。
その矢面に自ら立って、戦う姿が社内の評判を変えたのです。
日経BB記事より
↓↓↓
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140820/270131/
この時、豊田社長は。
自らの頭で考え、自ら原稿を作り、自らの言葉で語り、自らの足で歩いて。
経営トップとして、事件解決の矢面に立ちました。
あれだけのチョー巨大な組織、そして社内の陣容からすれば。
彼が矢面に立つ必要もなく、反対に危険性もあったはずです。
「就任1年足らずで、社長を退任か・・・」
という覚悟さえ、したと言います。
そして、象徴的な言葉を自ら述べます。
「I love car!(私は、クルマが好きなのです!)」
これにより、大ピンチを乗り越えた豊田社長。
社内の評判や噂が変わり、はじめて社長として認められました。
振り返ると。トヨタ自動車より、はるかに。
どーみても、規模や実績の小さい会社の2代目や3代目が。
いつまでもオヤジさんや古参幹部に背中に隠れている。
矢面に立つどころか、尻を追いかけて口だけ挟んでいる。
オヤジは働かないとボケるから、ウチは幹部に任せているからと。
うそぶきながら、実は遊びに行く口実に使っているなど。
こんな2代目や3代目が多い気がします。
もちろん、ヒトのふりみて我フリを直すわけでして。
この2代目横丁をお読みの方は、矢面に立った経験が何回もあると思いますが。
自分の失敗が原因の時はもちろん、先代の負の財産や社員の失敗でも。
自分では、どうにもならないような社会や市場の変化も含めて。
そこから生じる矢面に立つ場面、というより豊田社長のように。
矢面に立ちざる得ない場面は、ウェルカム!と考えていきたいものですね。
ではでは。また。
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