2015年4月9日木曜日

市場が商品でなく商品が市場をつくる時代に

さてさて。

40歳を過ぎたらお金をかけるのは。

(1)自分への投資
(2)思い出に投資

の二つである。

という言葉に出会いました。

あなたは、この言葉をどう思われますか?

たぶん、この「自分への投資」の中では。
多くの人にとって「心と体の健康」が、まず大きい気がします。

また。経験値、心、体のバランスが取れ、前向きでありながら。
同時に、守らなければいけない、助けないといけない、と思いがちな40歳代。

仕事でも、人生でも。

知識や能力が高くなり、いろいろなことも出来るようになりながら。
周囲から頼りにされて、責任の範囲も広がり、出来るのに手が出せない。

攻めたい、チャレンジしたい、冒険がしたいという気持ちや考えと。
守りたい、確実に増やしたい、着実に歩きたいという気持ちや考えのハザマで。

行動が、思うように進まないことがあるようにも思えます。

40歳を過ぎたら。

・自分の考えと違う人の発想を楽しむ余裕をもとう
・完璧を求めず失敗を楽しむゆとりを
・世間の体裁を気にして行動しないのはもったいない
・すべての人に好かれようとは思わない
・お金は人生を楽しむための手段

というように、冒頭の言葉には続きがあったのですが。

たとえば、趣味やオタクという分野は。
まさに、上記の5つに当てはまる世界ではないでしょうか。

考えてみれば、最近の成長しているビジネスのキーワードに。

自分投資の市場や商品
思い出づくりの市場や商品

があります。

今や、どの業種でも。

市場や顧客のニーズにあわせて商品をつくるのでなく。
商品が市場をつくる、顧客のウォンツを新たに喚起する商品をつくる。

こんな時代になり、特に価格競争は避けたい中小企業の経営者には。
このような発想と行動が、かなり強く求められるようになったと思います。

ということで、趣味やオタク、つまりコアなジャンルで。
自分投資となる、思い出となる商品やサービス。

このフィルターに、現行の商品やサービスをスクリーングして。
または現行の商品やサービスに付加したり、組合せしたりして。

どんな商品やサービスが生まれるのか?

新しいビジネスの予感が頭をよぎりませんか?


ではでは。また。

0 件のコメント:

コメントを投稿