ご存じのように今月11日は、あの東日本大震災から4年目の日でした。
テレビでは特番、新聞や雑誌では特集を組んで。
4年たった今も、被災者の方や被災地の復興が。
まだまだ道半ばであり、厳しい現状であることを報道していました。
その中でも、ダイヤモンド社のビジネス情報サイトにあった記事ですが。
個人的にはどんな報道より、胸にググッ!と来るものがありました。
妻を探して海に潜り続ける男の「秘めた慟哭」
・・・タイトルのように、震災の津波で行方不明になった奥さんを探して。
今もなお、海に潜り続けている男性の話なのですが。
もうお一人、この方と一緒に娘さんを探し続けている方もいまして。
悲しみの深さ、そしてそこから立ち上がろうとしているお二人の姿に。
思わず、涙腺がゆるむ記事です。
今年は、特にこの大震災の「風化」を危ぶむ声や報道が多いと思うのですが。
東日本大震災と共に、思い出して頂きたいのは。
今年が、阪神・淡路大震災から20年の節目であるということです。
その当時、ある2代目経営者が中心の青年団体に所属していて。
その週末に予定されていた京都での大きな会議のために。
1995年1月14日の土曜日から15日の日曜日にかけて。
神戸の2代目経営者のリーダーの方とスタッフ会議で東京にいました。
実は、今でもハッキリ覚えているのですが。
14日の夜に、東京で小さな地震があって。
「神戸は、あまり地震がないので驚いたわ~」
とその方は話されて、私も。
「いや~ウチの田舎も地震があんまりないんですよね~」
と応えたのを今でも覚えています。
その2日後、1995年1月17日の早朝。
神戸は大震災に襲われ、多くの方が命を落としました。
あれから昨日で、20年と2ヶ月。
東日本大震災からは、4年と2ヶ月と6日。
災害は忘れた頃にやってくる、と言われていますが。
1月17日や3月11日の前後に騒ぎ立てたマスコミも。
2ヶ月、1週間と経てば。
かなり静かになっていると思います。
もちろん、この2つの大震災や他の災害と比べれば。
私たち2代目経営者が日常で経験する、ビジネス上の失敗など。
取るに足らないかもしれませんが、事の大小に関わらず。
忘れた頃にやつてくる、という関係性だけは同じだと感じています。
あなたは2代目という立場として、経営者として。
今まで一番大きな失敗は、何になるでしょうか。
今は景気が良いとしても、また悪いとしても。
いついかなる時も、失敗の教訓は忘れずに活かしたいもの。
ふと我に返った時、日常の生活に追われている時に。
失敗こそが、自分の商売や経営の原点だと気づくように思えます。
ではでは。また。
0 件のコメント:
コメントを投稿