2016年5月26日木曜日

原点に!

2月に、身内の不幸があって。
年度末から新年度と仕事に追われて。

久しぶりに帰ってきました!

本日は、時おり忘備録として2代目横丁メンバーに送っているもので。
自分がイイ話だな!イイ言葉だな!と思うものをブログにもアップします。

本日の言葉:

=================================================
人は、非があり、欠点があり、未熟であるから、

周りの人の心が離れていくのではない。

人は、自分の非を認めず、欠点を認めず、

自分には非が無い、欠点が無いと思い込むとき、

周りの人の心は離れていく。  by 田坂広志 氏
=================================================

つい最近、目にしたのですが。

かの勝海舟は、お家のため、お国のため、生きる、死ぬると。
よく口にするヤツがいるが、それは「うぬぼれ」だと言っています。

結局、そういう話をする本質には、お家も国もないのだ、と。
そんなことを口にするのでなく、ただ黙々と事に当たればよい。

誰も知らず、誰にも伝わらなくても。
誰かのため、何かのために行ったことは。
自分の財産となり、いつかは自然と知れること。

このように、自らも「うぬぼれ」を戒め、実際に行動した海舟は。

手ひどい2度の裏切りで、苦難に落とされたにも関わらず。
明治時代になっても、徳川慶喜に最後まで忠誠をつくします。

人は自分のために、XXのため、と口にします。
人は自分のために、非を認めず、欠点がないと思い込みます。

所詮、XXのため、と口する、公言する、その本質には。

自己利益以外に何もなく、XXも、何もない。
そういうヤツに限って、某都知事みたいに公と私の区別がない。

所詮、非を認めず、非がない理由を並べれば並べるほど。

周りの心は離れ、かえって非が際立って見えて来て。
そういうヤツは、某都知事みたいに信用をドンドン落とすのです。

最近、10年以上前に触れた「砂漠の商人」の言葉。
一般には、オグ・マンディーノの「史上最強の商人」の言葉ですが。

ふと、読み返して、手帳に挟み込みました。

これも原点に返り、おのれの「うぬぼれ」を戒め、非を振り返るため。

新年度も、アッ!という間に2ヶ月が経ちましたが。

商人、経営者としての再生。
商売、ビジネスの再構築。

を考えて、行動しておりまする。

ではでは。また。

2016年1月18日月曜日

フォースを使え!2代目横丁の大予言【解説編】

小正月が終わり、お年始の挨拶も一段落。
2代目横丁の本部がある関東は、今年初めての大雪となりました。

今日はいろいろな会社で、定時に出社が出来た人、出来ない人。
また来ても仕事にならない人などなど、開店休業の状況もあれば。

大雪や災害などあっても、業務継続計画(BCP)のもとで。
こんな日も、しっかりと仕事になっている会社も数多くあると思います。

偶然とはいえ、何やら暦の上では。
本日は土用であり、土木工事の着手は凶とのこと。

その中での道路や歩道、また電車の架設や線路の除雪作業など。

大雪の予報があり、昨日の真夜中から対応に追われて。
交通やインフラの整備や維持に努力している多くの方たちに。

心から感謝と声援をおくり、また無事故を祈っております。

さて、今年最初の投稿。

「2016年 2代目横丁の大予言」と題したものは。
あの「1999年 ノストラダムスの大予言」を意識して。

形式として、詩編のようにしたのですが・・・。

あまりに抽象的で、わかりづらい!というご感想が寄せられていて。
申しわけありませんが、解説を加えて改めて本日、お話したいと思います。

まず今年、一年の流れというか。
2代目横丁のテーマとしたいのが。

一言でいうと「付和雷同せず取捨選択をする年」ということです。

なぜなら、2016年は次の新しい時代への分岐が具体的に始まる年。
経済70年周期説からすれば1946年と同様になりますが、この1946年は。

日本では、前年の1945年に戦争が終結したことを受けて。
憲法公布をはじめ、具体的な施策が始まった年です。

戦前や戦中の社会から、戦後の社会へ。
いろいろな取捨選択が始まった年でもあります。

その上で、月がどーだとか。
太陽がどーだとか、書きましたが。

これらは変化がおとずれる、場面がかわる時期を示していて。
具体的には、暦の立春・春分・夏至・秋分・冬至を示したものです。

そう。多くの方たちが手にする「日本の暦」に基づいて。
立春から新年、つまり2016年が始まるものとして。

今年一年を分けて、考えを述べたのです。

別の言い方をすれば、今年は例年とちがって。
暖冬ゆえに山間部に雪が少なく、平野部で大雪が降るように。

陰陽、光と影が交錯する年。

今日は、それ象徴するような始まりの日となっています。

こんな日こそ、あえて緊急性はないが重要なことにフォーカス。
今年一年のテーマについて、その解説をお伝えするには良い日。

こういう考えもあって、記事を書いています。

加えて、昨年末から「陰陽の年/光と影の年」を見越したように。
一つのシンボル的なものが世界中で、そして日本でも話題になっています。

それは。世界中の神話を集めて、シナリオを書いたことで知られている映画。
あの「スターウォーズ」の最新作が、世界で上映されてヒットしているということです。

特に、この映画のストーリーの大きな骨格を成す「フォース」という存在。

そう。あの「ルーク、フォースじゃ!フォースを使え!」のフォース。
ジェダイが使える、宇宙にあまねく存在するというフォースです。

映画を過去にご覧になった方は、ご存じかもしれませんが。
このフォースには陰陽、ダークサイド(暗)とライトサイド(明)の明暗があります。

光あるからこそ、闇が存在して。
光が強ければ、闇も濃く強くなる。

これは何も、宗教や哲学、占いや気功の話でなく。

宇宙には太陽や月があり、無数の星たちが輝くと共に。
ダークマター、暗黒物質があるというのが理論物理学の話です。

その点、残念ながらスターウォーズの最新作は。
まだ見ていないのですが、勝手にシナリオを想像すると。

ルークあたりが、ダークサイドに身を投じて。
自分の娘?それとも姪にあたるレイアとハン・ソロの娘?を相手に。

彼女のフォースを目覚めさせてやる、な~んてことを考えてます。

つまり、ダークサイドがあって。
はじめてライトサイド、正義のジェダイが存在するのです。

それだけに。

フォースが高まり、前へ進みやすいであろう時間帯と。
フォースが低下して、現状維持になりやすい時間帯。

新しい何かを始めるタイミング、スタートのきっかけと。
ルーティーンを淡々とするタイミング、ペースをつかむきっかけ。

ペースアップして、アクセルを踏み込む時期と。
ペースダウンして、ゆっくりと慎重に行動する時期。

このような、陰陽、明暗、ダークサイドとライトサイドを意識して。

今年は、取捨選択の年にした方が良いと考えています・・・。

「ふ~ん、暦とか占いっぽいというか、縁起かつぎ?みたいな話ですね」
「フォースなんて、映画のフィクションの話で現実世界にはナイっしょ!」

といった声が聞こえてきそうですが、暦や占いや縁起を信じよう!とか。
フォースを信じよう!とかでなく、次の2つの話に集約されることをお伝えしたいのです。

1つは映画、フィクションだから指標となるということ。

実は。多くのハリウッド映画、典型的な代表作の「スターウォーズ」も。
そのシナリオは「神話の法則」に基づいて、ヒットするように書かれています。

古今東西、人の行動や心をとらえる神話にある共通したストーリーがあって。
経済活動も社会現象も、人が考えて行動して生み出したものですから。

時代のトレンドや社会現象、それによる経済や社会の流れを予見するには。
実際に利用されているように、ヒット映画や流行が一つの尺度となるのです。

その上で。もう1つは、次のような言葉。

「百万長者は占いを信じないが、億万長者は占いを利用する」に象徴されること。

ヒット映画に限らず、暦でも、占いでも、縁起でも。
信じる、信じないでなく、利用すれば良いとうことです。

ちなみに、この占いに関する話は。
あのJ.P.モルガンの創始者が口にしたとか。

まさに。経済活動は人の感情が生み出して、動かしている。
その経済活動の最たるもの、株取引の専門家が言ったというのがおもしろいですね。

というわけで。2代目横丁の大予言も、今回の解説も。
信じる、信じないは別として、ご利用いただけるところは使ってもらえれば。

こんな気持ちをこめて、ご提供しております。

ぜひ今年は「フォースを使って、取捨選択する」一年に!

ではでは。また。

2016年1月13日水曜日

深夜 大人の時間!寿司屋のカウンターにて

「いらっしゃい!」

板さんの声が響く静かな寿司屋。

20名くらいは座れるだろうか?大きなカウンターには誰もいない。
いや、いくつかある小(こ)上がりの座敷にも客の姿は1人もない。

そりゃそうだ・・・。
時刻は、とっくに明日へ変わっていた。

オレはカウンターの奥目の席に身をゆだねることにした。

「二人なんだけど」

「ハイ、わかりました。お飲み物は何にしましょう?」

「そうだな、お酒をヌル燗で」

「ハイ、ありがとうございます。日本酒!ヌル燗お願いね!」

「あと、とりあえず酢ガキとウナギの肝焼きってまだあります?」

「ありますよ!」

「じゃそれと・・・あと適当にツマミで出して下さい」

「ハイ、ありがとうございます!」

出てきたヌル燗を半分ほど飲んで。
カキ、刺身、そして肝焼きを1本食べたところで。

店の自動ドアの開く音がした。

「いらっしゃい!おや、こんな時間にめずらしい!!」

あきらかに、オレの時よりテンションの高い声で。
板さんは、1人の女性客を迎え入れた。

「そうね、たまにはね!」

その女性は、そう応えながら。
コートを脱ぐとオレの隣に細い体をすべり込ませた。

「コート、かけておこうか?」

「うん、大丈夫。脚にかけておくから」

「適当にツマミは頼んでおいたけど。
ウナギの肝焼きもあったんだけど食べる?」

「うん、食べる!あとビール下さい!」

「あいよ!生ビール、一つね!」

彼女と板さんのやり取りは、妙に明るい。

深夜の寿司屋。
そのカウンターで、静かに。

ハードボイルドにキメよう・・・と思っていたオレ。

その思惑は外れ、明るい彼女に微笑ながら。
一日の疲れが飛んでいく流れに、それならそれと身を沈めて。

オレは、この雰囲気を楽しむことにした。

すると、板さんが声をかけたのか。
それとも、会話の声から察したのか。

奥から、主人が顔を出して。

「あれ?いらっしゃい!」

と言いながら、カウンター中央に陣取った。

「そういえば、Rちやん、会社を辞めたんだって?」

「そう、本人が申し出てきたから」

「へえ~そうなんだ」

「まぁ私としては、メンドウ見てきたと思っていたけど。
本人には、通じなかったみたい・・・
ワガママも色々と聞いて上げたんだけどね・・・」

「ふーん、そう」

「結局は、会社の他の子も巻き込んで。
その上、お客との約束もドタキャンして。
やりたいこと勝手にやって!って感じだったのよね。
それもこの4ヶ月、色々とあったのよ!ホントに!」

「そっか、それじゃ仕方ないね」

「だって、それで次はドコドコに決まっているから!
なんて、次に行く場所まで出されたら!おかしいでしょ?
それで引止めらんないと思ったし、第一、止める気もなくなったわ!」

・・・大将と彼女は、先ほど大将の前に陣取った一組の客が。
常連らしい客がいることも気にせず、大きな声でやり取りを続けた。

「そうなんだ、いや、辞めたってきいたから。
てっきり業界から、脚を洗ったと思っていたよ・・・」

「ちがうのよ!もう、同じ業種の会社で働いているの!
それでもこの間、外で顔合わせたから。
こっちから、明るく声をかけたんだけど。
ヘンなことに、ロクにあいさつも返さないのよね!」

「そりゃ、そうだね。挨拶できないって言うのはネ・・・」

「そうでしょ!おかしいでしょ!?
辞めたって挨拶くらいはできなくっちゃ!
自分にうしろめたい所がなければ挨拶できるでしょ!」

オレはオレで、直接的にも間接的にも。
この話を知っていたので、黙って酒を飲みながら聞いていた。

しかし。

「そうだね、Rちやんがイイ、悪いでなくて。
2人が合わなかった、そういうことじゃないかな?
甘いものが好きな人もいて。
辛いものが好きな人もいるわけで。
それで離れたんだから、それはそれで良かったじゃないの?」

と口をはさんだ。

「・・・たしかに・・・そうよね・・・」

「それに。血圧が上がるような話は、よくないんじゃない?」

「そうね、せっかく美味しいものを食べに来たんだから!」

「そうそう!お腹は大丈夫?何か握ってもらう?」

「うん、まずは何か巻物がいいかな・・・」

「そっか、じゃあ例の太巻きのY巻きとかどう?」

「そうね、N巻きも頼もう!板さん、お願いね!」

「はい!どうしましょう?Y巻きは食べやすいように。
いつもより細くも巻けますけど?どうします?」

「へえ~!出前の時もそうだっけ?」

「ハイ、出前の時も少し細めにしてまして。
それよりも細く、普通の巻物くらいにもできますけど?」

「それじゃ具材も少なくて、Y巻きじゃなくなるんじゃない?」

「大丈夫ですよ、安心してください!ちゃんと入れますから!」

「うん!それでも少し細めくらいで!お願いするわ!」

「はい!了解しました!」

そんな板さんと彼女のやり取りに釣られて。

「そうそう!板さん、愛情も一緒に巻いてあげて!」

と軽口をたたくオレ。
もうハードボイルドも何も、あったもんじゃない。

「ハイ!もちろん!愛をこめて巻きますから!」

「もう~そんなこと言って、この板さんはね、
他の子にも同じようにしているから!」

彼女も、オレの軽口に乗ってきた。

「それじゃ、愛のように真ん中に心じゃなくて。
下に心、下心だよなぁ~この板さんの!」

「そうね!下心ね!フフフフ!」

・・・こうして、いつもの笑顔に戻った彼女を見ながら。

そう、どんな会社でも、お店でも。
一度、辞めると言い出した人を引き止めるのは難しい。

ましてや、次に行くところを決めているとしたら。
それはあり得ない、というか筋が通らない話であって。

そんな筋が通らない人を雇っておくのは、危険過ぎる。

仮にその人が長年勤め、業績に貢献して、能力があっても。
また信頼も厚く、信用もしていて、頼りにしていたとしても。

そのため、辞めると社員やスタッフに動揺が走ったり。
何かしらの影響があったり、業績が低下したりしたとしても。

そして何よりも、その人が辞めることに。
他の誰より、自分自身がストレスや痛みを感じるとしても。

すべてを乗り越えて、辞めさせるべきだとさえ思う。

そうなのだ・・・Rちゃんの話をしているうちに。
血圧が上がってくるのは、相当のストレスがあった証拠だ。

彼女にストレスをもたらす、もう1人の自分。
そんな自分には、バイバイ!さよなら!だ。

・・・やがてオレたちは、楽しく飲み、話して、お腹も満たされて。
タクシーを1台呼んで、いつものように帰りの途につくことにした。

すっかり元気になった彼女と。
やや?酔いがまわったオレ。

このあと・・・。
2人の夜、というより明け方近くなっていたが。

オレたちの時間は。

2人が深い眠りにつくまで、しばらく続くのであった・・・。

2016年1月8日金曜日

2016年 2代目横丁の大予言

2016年の2の月 龍が左爪で空を縦に裂いた日
真の新しい年は始まるが まだ その夜は早く眠らないといけない

そして3の月 太陽と月が対等となる日 この日こそ出発の時
前の日からその日の明け方まで 多く人たちが旅に向かう

しかし自らの信念で旅に出て 自らの道を歩む者には
新しい年は微笑み 思いかげない強運をもたらすが

運に頼る者 他人に流される者には
かえって新しい年は 災いを成すことだろう

こうして 吉凶が 陰と陽のように入り混じる世の中は
6の月 太陽が一番に輝く日まで続き 人々の歩む道は分かれていく

波に乗り 運気をつかみ 階段を上り始める道と
波に流され 運気に見放され 階段を転げ落ちる道

このどちらかの道を歩む 2つの種類の人たちが 2つの塊をつくる

迷いの森から抜け出し 自分の道を見つけた者とその塊は
9の月 ふただひ太陽と月が対等となる日まで 力をつけてゆくであろう

反対に迷いの森を彷徨(さまよ)い 付和雷同に身をおいて
自分の道が定まらない者とその塊は 互いに食い合うようになる

そして9の月のその日を境に 2つの種類の人々とその2つの塊は
同じ気質をもった仲間を増やして より巨大な塊を作り上げていく

やがて12の月 月が闇を支配する日まで 塊は膨らみ続けて
大きな格差を生み 道が定まらない者は 互いを食い尽くし滅ぶ

一方 道を定めし者とその塊は
遠く海の向こうまで飛んでいける力を得る

だから2016年は 2の月 龍の左爪の日から
3の月 太陽と月が対等となる日までに 道を考え 道を定めて

旅の準備を終え 自らのコンパスを持ち 地図を作り上げ 旅立ったら
6の月 太陽が一番に輝く日まで降りかかる 凶と誘惑を断ち切りながら

9の月 ふたたび太陽と月が対等となる日から 同志を増やして
12の月 月が闇を支配する日を迎えても 恐れることもなく

次の年 2017年に訪れる 大きな飛躍の羽を手に入れるため
遠く海の向こうまで飛び 深く海の底まで見通す力を得られる

そんな一年になるのである・・・。