2015年4月14日火曜日

レスポンスの魔術師!

勝手な想像かもしれませんが。

自分が仕事をしている業界に関連したメルマガ。
たとえば新商品の紹介、新市場や新技術の情報などが出でいるものですが。

一つも登録していない方は、おそらくゼロではないでしょうか?

昨日の朝、そのようなメルマガの一つ。
ウチにとっては、バリバリの業界誌の電子版を受け取りました。

ご存じ、N経系が発行している雑誌の簡易版みたいなヤツですが。
興味を引く新商品の記事があって、資料をダウンロードできるとのこと。

そこで、早速にログインして。
次に「資料ダウンロード」をポチッ!と押すと、ページが変わります。

ふむふむ。冒頭に「個人情報の取扱い」の文面がドーン!とあります。

いつもは、いちいち「個人情報」の文面は読まないのですが。
冒頭にあったので、何気に目が勝手に追っていました。

ナニナニ・・・会社名?住所?電話?役職?もろもろ・・・へ?まさかね。

ネット上で、資料(無料)をダウンロードするのに。
今どき、コマゴマとした個人情報なんて収集するはずがない!と思って。

名前とメアドと職業だけ、登録(無料)してある身としては。
そのまま資料はダウンロードできるのだろう、と考えて。

いくつかのアンケートに答えながら、ページの最後まで進んで。
これでOK!と「資料ダウンロード」を再びポチッ!と押すと。

真っ赤な文字で「必須項目!」「必須項目!」「必須項目!」の嵐!

・・・この段階で、資料(無料)ダウンロードは止めました。

めんどくさいから?そうです!イエス!
個人情報の登録に抵抗があったから?そうです!イエス!

そして、何よりも。

コイツら(資料を配りたい会社、媒体を提供したN経系の会社)が。

アホ!だと思ったから、相手にしたくなかったのです。
そして「自分は招かれざる人物」の可能性があると判断したからです。

ネット上で無料の資料を配布する、サンプルを配布する。
無料の試供品を配布する、無料のモニターを募集する。

今回だけでなく、ネット上には何十、いや何百、何千とあります。

その多くというか100%、その目的は見込み客の情報を集めたい。
自社が提供する商品やサービスに関心がある人を集めたい。

もっと言ってしまえば、そのような方たちをリスト化して。
定期的に、またはタイミングを考えてセールスをかけたいために。

無料で、さまざまなものを配布するわけです。

その一方で、これはネットやメルマガだけでなく。
パソコンやスマホを使ったしくみだけでなく。

あたり前すぎて、今回のケースのような大手会社の媒体の担当者なら。
必ず知っていると思う、マーケティング(集客)の基本中の基本があります。

それは。

見込み客を集めて、彼らにセールして「お金を払ってくれるお客様」とするには。
いくつかのステップ、情報に触れた人が起こす行動の「階段」があって。

そのステップが高すぎると、階段を上ってこないので。
上りやすいように、工夫するといった思想が必要不可欠です。

無料もその一つ、気楽に上れるようにステップの高さを低くしているわけです。

ところが今回、最初の登録段階で。
いきなりコマゴマと登録させたのですから、ステップが高い!わけです。

そう、大事なポイントですが。
今回、私は「あきらめた」のでなく「止めた」のです。

別に今、こんな高いステップをよじ登る必要はありません。

あとで、たとえば紹介していた新商品のジャンルを扱っている問屋さんに話して。
カタログでも、なんでも取り寄せればいいのですから、特に困りません。

ハッキリ言って、この程度のオファー(資料の無料提供という特典)で。
簡単に個人情報、というかオレの情報が取れるんと思うてんのんか!アホ!という気持ち。

ただ。冷静に考えれば、最初からステップを高くして。
アホな、いや失礼しました!ホットで今すぐ買いたい!という取り組みやすい客を。

少数でよいので、集めたかったのかもしれません。

それなら、完全に私は「招かれざる客」です。

そうなれば、私が「止めた」のでなく。
彼らが私を「切り捨てた」ので、マーケティングとしては拍手もの!です。

まぁ、そこまで考えているとは思えへんけど・・・スンマセン!独り言です。
というのも、紹介されていた商品の属性や特性からして思うことですが・・・。

で。最近、ネット広告&通販で3年連続の日本一。
なんと「レスポンスの魔術師」という方が書いた本を読みました。



内容は、とやかく説明しません。

とにかく、ネットでのマーケティングや販売を考えている人は。
読んでおいて損はない、というか書籍代以上のリターンが確実でしょう。

一つだけ、おもしろいエピソードを。

先ほども話しました、無料での提供で。

①無料サンプル

②無料試供品

③無料モニター

この3つで、一番に良いレスポンスはどれだと思いますか?

答は、この本に出ています。

ではでは。また。

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